2016年1月27日水曜日

つくばの宝飾店で盗難

ニュースで、宝石店の盗難事件が報道されています。


定休日で店を閉めていたところを、狙われてしまったようです。
被害額は、計約940万円相当と報道されています。

昨年末は、表参道ヒルズの高級ブランド宝飾店で3人組の男が、閉店間際に強盗に入ったという事件もありました。 この時は、被害額が約1億6千万円と報じられています。


宝石・宝飾店というのは、高額な品物が並んでいるので、買いたいと思う人ばかりでなく、窃盗団も呼び寄せてしまうのでしょう。
しかし、宝石・宝飾品の強盗や泥棒というのは、絶対に割に合わない犯罪だと思うのですが、なぜかなくなりません。
宝石・宝飾品を換金するのは、とても大変です。 
宝石店は、品物の台帳を整備しているのが普通ですから、商品の特徴なども控えていることが多いものです。 
また、宝石・宝飾品は、同じものが少なく、同じデザインでも、それぞれ特徴があります。 
万一盗難などにあえば、警察にその特徴を伝えます。 その特徴は、全国の買い取り業者さんや、あるいは一般の宝石店にも告知されます。これは、世界中でも一緒で、イギリスや、アメリカで大粒のダイヤなどが盗難にあった場合などは、日本の宝石店にも照会の案内がきます。

最 近は、日本もリセールということで、中古の宝飾品の買い取りをするお店も多くなっていますが、どこでも、身元の確認はしっかりしています。 盗難品の情報 も行き渡っていますので、身元がなんとなく怪しくて、変な品物を持っていたら、換金しようとするだけで逮捕されてしまう確率が高くなります。
特徴を消そうとして、製品を潰したり、宝石を磨き直したりすると、当たり前ですが、価格は大幅に安くなってしまいます。
苦労しても手に入る金額は、新聞で発表された金額の何十分の一、場合によったら100分の1以下という金額になることも考えられます。

宝石店・宝飾店の盗難というと新聞の扱いも大きくなります。
マスコミに騒がれて、盗んだ品物はなかなか現金にできない、 その上、人に見せると盗難品だとバレやすく、なんとか現金に出来ても、盗んだ金額よりはるかに少ない金額しか手元に残らないような犯罪ではないでしょうか。

宝 石店・宝飾店を襲うような、割にあわないことはしないで、美しい宝飾品を眺めて楽しむだけにしたら良いと思うのですが、眺めていると、自分のものにしたく なってしまうのでしょうか。 宝石には魔的な魅力がありますから、眺める場合でも、心を落ち着ける必要があるのかも知れません。